どうも、フロッキーです。
簡単な英語は読めるけど、なかなか難しい洋書が読めるようにならない!
という方に向けて
今回は
- 初心者の方におすすめの型破りな洋書の読み方
- 超具体的にどうやって読んでいけばよいのか
- 課題図書10冊
- さらにレベルアップしたい人へ初級の15冊
- 中級の壁を超えるための30冊
を徹底解説します。
目次
- 初心者が洋書を読めるようになる方法
- フロッキー流英語多読 読み始める前の準備編
- 具体的な洋書の読み方
- いくらツールが使えても、洋書のレベルはYL+2ぐらいにしたい理由
- フロッキー流 課題図書10選 児童書道場
- さらにレベルアップしたい人へ 洋書を追加します!
- 洋書で挫折する3つの壁について
- 「初級の壁」突破のための15冊
- Magic Tree house 28巻まで YL3
- Marvin Redpost シリーズ全巻 YL3.5
- King Arthur and the Knights of the Round Table YL4
- Horrid henry シリーズ 5冊 YL4
- My Weird School 5冊 シリーズ YL4
- Capital Mysteries 5冊 シリーズ YL4
- My Humorous Japan YL4
- Sarah, Plain and Tall 全巻シリーズ YL4
- My Father’s Dragon 全巻シリーズ YL4
- There’s a Boy in the Girls’ Bathroom YL4.5
- The Story of Doctor Dolittle YL4.5
- アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 YL4.5
- What Your First Grader Needs to Know YL4.5
- My Side of the Mountainシリーズ 1冊 YL5
- ロアルドダールの作品 3~4冊 YL4~6
- ここで面白かった作品の再読
- 邦訳を読んだことある場合も挑戦!
- 「中級の壁」突破のための30冊
- Dragon Slayers’ Academy シリーズ 5冊 YL4.5
- The secrets of droon シリーズ 3冊 YL4.5
- Number the stars YL5
- The giver シリーズ 1冊 YL5.5
- Tuck Everlasting YL5
- Moomin シリーズ 3冊 YL5
- The Famous Five シリーズ 1冊 YL5
- Darren Shan or Deltora Quest or ROWAN のどれか 2冊 YL5
- The Secret Garden YL5
- Narnia シリーズ 1冊 YL5.5
- The Tale of Despereaux YL5.5
- The Complete Tales of Winnie-The-Pooh YL5.5
- Alice’s Adventures in Wonderland YL5
- Heidi YL5.5
- The Alchemist YL5.5
- The Usborne Children’s Encyclopedia YL5
- A Little Princess YL5
- Little Lord Fauntleroy YL5
- The Wild Robot シリーズ 1冊 YL5
- A Series of Unfortunate Events シリーズ 3冊 YL5
- Peter and Wendy YL5.5
- The Neverending Story YL5.5
- Momo YL6
- Wonder YL5.5
- Diary of a wimpy kid シリーズ 1冊 YL5
- Where the Mountain Meets the Moon YL5
- The Phantom Tollbooth YL5
- The Arabian Nights YL5.5
- Flowers for Algernon YL6
- Tom’s Midnight Garden YL6
- まとめ
初心者が洋書を読めるようになる方法
あえて極論を申し上げたいと思います。
YL4.0ぐらいの洋書10冊を英英辞典、翻訳機能をフル活用して読み切る。
いきなり中級レベルの洋書を読み始めてしまう勉強法を紹介します。
(YLとは読みやすさレベルのことです。詳しくは以下で。)
なぜこの無茶ぶりのような方法がいいのかというと、私の原体験があります。
私は
①SSS式という英語多読法を忠実に200万語ぐらい読み切りました。これは辞書などは使わず、やさしい本を多く読む方法です。これに1年半。読めた洋書はYL4.0がやっとという感じ。
そのあと
②自分が思うように洋書を読んできました。ひたすら難しい洋書を英英辞典をフル活用して読破しました。これも1年半ぐらいで読めた洋書はYLは7.5!
ここらの体験は以下の記事に詳しいです。
この体験から
「わからないなりに、洋書を調べながら読んでいったほうが短期間の成長しもっと早く洋書読めるのでは?」
という仮説が思い浮かびました。①でもじりじり英語力は上がるのですが、②のほうが負荷が大きい分、一気に成長しました。
ですのでこの記事では、思い切って僕が②でやった方法を初心者の方におすすめしたいと思います。
ここでの想定読者は、英語多読で50万語ぐらい読んでいて、Magic tree houseならなんとか読める、というレベルを想定してます。
全くの初心者ということであれば、相当なやる気がない限りは以下から50万語ぐらいまで、SSS式の英語多読をすることをおすすめします。
まず、フロッキー流英語多読の注意点を書いた後に実際に英語をどう読むのか説明します。
次におすすめの課題図書を10冊紹介します。この10冊を今回の方法で読破すれば初心者の域は脱しているはずです。
そのあと、うれしいことにこのルートを攻略してくれてる方がいるので、大幅に洋書を追加しました。
フロッキー流英語多読 読み始める前の準備編
読むときに使う媒体は?kindle?ipad?
読む媒体ですが、
児童書、小説はipad版kindle
ノンフィクション、ビジネス書はkindle
が良いですが、迷ったらipadで読みましょう!
というのも今回は児童書がメインなのでイメージ検索を使うからです。
これはkindleではできませんからね。
kindleでイメージ検索とネット検索できるようになれば目に優しくて最強ですけどね!
この読み方はかなり背伸びした方法です。紙の洋書では十中八九わからない単語だらけで挫折します。SSS式の英語多読はこの紙の洋書ベースで考えられているところが弱点です。
しかし僕が紹介する読み方は電子書籍を使用するので、
英英辞典、翻訳機能、イメージ検索をフル活用することによって自分の英語力をアップさせて難しい洋書を読破できるんです。
分からない部分はどうする?
当時は英語脳の呪縛にとらわれていて英英辞書を推奨していましたが、今は日本語辞書で良いと思います。さっと確認すれば一瞬で理解できると思います。
ただし返り読みは一切せずに頭から読んでください!
結局初心者の段階で気にしないといけないのは、「いかに挫折せずに成長するか」という点。
当然英英辞典の方が効果は高いですが、負荷が大きすぎて挫折しては意味がありません。
挫折するぐらいなら日本語を使うことによって、全体的な理解力を高めつつどんどん先に進むべきです。
この当時は英英辞典至上主義なので、英英辞典で画像を貼ってますが英和辞典で大丈夫です。
そして今ではChatGPTもあるので、鬼に金棒です。
単語も調べた、一文も翻訳を確認した。それでもよく変わらない箇所はChatGPTに一文を貼り付けて解説してもらいましょう。
1ページで何回もAIの解説が必要なものはそもそも英文が難しすぎるか、背景知識が欠如している証拠なので、よほど読みたい作品でない限りは積読しましょう。
英英辞典については動画も上げてます。
具体的な洋書の読み方
さてここでは、実際にCharlotte’s Webの一説を用いて流れを解説します。
今回はちょっと面倒そうなこの場面を使います。
豚のウィルバーが小屋から逃げたして、人間たちに追われているシーンです。
まず一通り読んでThe cocker spaniel からhe would like it まで行きます。
まずは一文読んでみて、いろいろ分からない部分をさっと英和辞典で確認しながら次に進みます。
「commotion」= 騒乱
なるほどね、というかんじで。
cocker spanielなどの名詞もイメージ検索を使えば瞬殺です。
英語多読に慣れてる人はさっさと調べてしまってもよいですが、まだ読んで理解するのに時間がかかってるな~と感じてる方は1段落を読んでから一つずつ調べましょう。
青色で印をつけながら、分からないなりに1段落すべてを読むとこんな感じになります。
色は分かりやすくつけてるだけなので、読むときはなしでも大丈夫です。
ちなみに
「これ英語圏の文化っぽくて初見じゃ分からないな」
みたいな時や単純に全然分からないときは、赤印だけつけて次に進んでいました。
そして100万語とか読んだ後に、久々に読み返してみると「これ(簡単)が分からなかったのね」という感じになっていました。
ではまず、cocker spanielをイメージ検索で調べます。この犬ってことが分かります。
で次にcommotion。ここではnoisy excitementと書かれています。騒ぎ、騒動ですね。
そしてbarnもイメージです。
ここであの犬も騒動を聞いて、barnから出てきてchaseに加わったシーンが想像できますね。
そして1文が分からない場合は、kindleの内蔵翻訳を使います。
「彼は道具を修理していた機械小屋から出てきた」
whereのあとは、machine shedのことを説明してますね。英語っぽい書き方です。
ここで注意ですが、これをいちいち
he was mending a tool. →the machine shed → he came out of
と後ろから訳すのはダメです!これは絶対ダメです!
どんな難しい英文が来ても前から理解するようにしてください!
返り読みしていると変な癖がついて読むのが遅くなってしまうので、日本語訳はあくまで手助けぐらいのつもりで、英語は英語で理解する努力が必要です。
彼が出てきたシーン → machine shedから → 彼が道具を直してたシーン
という感じで前からイメージを想像します。
別に日本語でこうやって訳していっても全然理解できますよ。完璧な日本語にするのではなく、ちょっと変な英語っぽい日本語で理解していきましょう。
でmachine shedはこんな感じ。
asparagus patchもこんな感じで、そこの一文はこんな意味です。
やはり後ろで説明していますね。英語は基本全部これなので、膨大に文章を読んで慣れます。

これで全部調べましたね。
いくらツールが使えても、洋書のレベルはYL+2ぐらいにしたい理由
こんな感じで分からない部分を調べながら、適切な洋書を選択していけば意外といける気がしませんか?
自分の単語力、英文解釈をkindleなどを活用して、補いながら作品を楽しむ方法です。
ただ僕も様々な洋書で挑戦しましたが、
①英文の一文のレベルが高すぎる
②背景知識が全くない洋書
に関しては、この方法は使えません。
調べることがありすぎて読書どころではありません。
この方法が使えるのは、英文はまあ普通だなと思うレベルで、英単語だけところどころ分からない洋書ですね。
基本は、児童書~ヤングアダルト、簡単なビジネス書にはこの方法が使えます。
このようにがんがん調べていけば、そのうち自分の読解レベルも上がっていきます。
そうすれば徐々にですが自分の頭のリソースを英文読解や内容理解にさけるようになるので、英文が難しいと感じていた洋書も読めるようになります。
自分が普通に読める洋書+YL2までぐらいにとどめておきましょう。そうすれば適切に背伸びできます。
よっぽど好きな作品か、無理を承知で+YL3で頑張ってもいいですが、集中力などが切れて玉砕する可能性が高いですね。
原則的には、
・会話系で分からないのはちゃんと調べたほうがよい
・動詞形も調べたほうがよい
という感じですかね。
この読み方で目指したいのは80%以上の理解度で読み進めること。
ですので、多少分からない部分(例えば犬の毛並みの描写とか)、そういうあまり重要でない部分は今は飛ばしてしまっても問題ありません。
しかし、ストーリーに関わる部分が分からない場合、たとえばウィルバーとシャーロットの会話で分からなくてストーリーに集中できない、という場合はちゃんと調べましょう。
80%の理解度というのは、ストーリー展開は追えてるレベルです。
残りの20%は、情景描写であったり、人物の容姿、服装、海外文化のお皿の名前とかそういうマニアックな部分が分からないはずです。
ですので、80%分かるのであればOKとします。
もしこれらの方法を駆使しても全然分からない場合は、まだ自分の読解レベルがその洋書に達してない可能性があります。
そういう場合は、以下で紹介する10冊の児童書道場を休憩して、その周辺のYLのものを5冊ほど読んで再挑戦しましょう。
周辺の本はSSS式のサイトで調べましょう!
https://www.seg.co.jp/sss/review/osusume.html
例えばYL5で詰まったなら、YL4などのこれはさすがに読めるな、という洋書に移行しましょう。
そして5冊ぐらい読んだら、再度詰まった本を読んでみてください。不思議なことに多分読めるようになってますよ。
YL5で詰まるのは、YL0~4に原因があることがほとんどなんですよね。
そして80%の理解でも大丈夫です。ただ未来の強くなった自分で再読するのを約束してください!
具体的には、定期的に面白かった作品を再読することによって、この20%の宿題をこなしていきます。
英語が分かる状態になってから再読すれば、すでに内容は知っているので、さらに分からない部分の理解にリソースを使えます。
こうして、新規の本を80%で理解しながら、時々再読を混ぜて英語力を底上げしていく作戦です。
たとえば児童書道場も終えて、さらに10冊ぐらい読んだとします。
そして児童書道場のものを読み返してみると「なんでこれ読めなかったの?」という状態になります。
英語多読とは残酷なもので、自分の進歩は後からしか分かりません。
読んでる当初はよくわからず、再読して過去の自分の読めてなさを痛感することによって自分の成長を確認できます。いじわるですよね。
これはおまけですが、動画では星野の王子様を英語多読しています。
少し方向性が違いますがどのように読んでいけばよいのか、という流れはわかると思います。
英英辞典というのは一種の宗教にかかっていたので、英和辞典と読みかえてください(笑)
フロッキー流 課題図書10選 児童書道場
それではざっと10冊を紹介します。上から順番に読破することをおすすめします。
名付けて「児童書道場」です!
- ラダーシリーズ Level 1 YL2.5
- Who Wasシリーズ 4.0
- Boy in the Dress 4.0
- Mr popper’s penguins 4.0
- Fantastic Mr. Fox 4.5
- The little prince 4.5
- The Wizard of Oz 4.5
- A Bear Called Paddington 4.8
- Charlotte’s Web (A Puffin Book) 4.8
- Holes (Holes Series) 5.5
これらをすべて読み切ったら、英語を英語で理解する感覚が分かると思います。
それでは見ていきましょう。
ラダーシリーズ Level 1 YL2.5
ラダーシリーズであれば自分の好きな作品でよいと思います。
まずは小手試しです。日本の知っている作品であればそこまで難しくないはずです。
日本語で大枠を知っているというのは、とてもアドバンテージになります。
走れメロス Run, Melos, Run
Who Was シリーズ YL4.0
これはほんとに素晴らしいシリーズですよね。
とくに「Who wasシリーズ」で興味がある人をどんどん読むのがおすすめです。
参考までに私が読んだものの評価を書きます。
これは最低1冊、読めるならどれだけでもという感じです。
【おすすめ】
Who was Napoleon? ◎
Who was Galileo?◎
who was Julius Caesar? ◎
who was Steve jobs ◎
Who was Marie Antoinette?◎
who was Roald Dahl?〇+
Who was Charles Darwin?〇
Who was Pablo Picasso?〇
Who were The Wright Brothers? 〇
Who was Walt Disney?〇
Who was Wolfgang Amadeus Mozart? 〇 ー
Who was Nikola Tesla?〇 ー
【普通】
Who is Greata Thunberg?□+
who was Gandhi?□+
Who was Helen Keller?□+
Who was Charles Schulz?□-
Who is J K Rowling?□-
【個人的に微妙】
Who was king tut?△
Where is our solar system?△
What was World war 1? △
What Is Nintendo?△
以下はXに投稿したツイートです。
◎は非常に面白かった。
やはり歴史の転換点いる人物の紹介はいつ読んでも面白い。
ガリレオってソクラテス的で質問ばかりする問題児だった!的なおもしろい事実ばかり。
そしてなにより、一人の人物にフォーカスすると当時の世界観がありありと情景に浮かぶようになる。
これは教科書でただ事実を羅列されていては分からない。
英語圏の読みものは、当事者の心情なども書いてくれるから動機も分かりやすい。
フランスとドイツは国境を接していて仲が悪いとか(笑)
歴史の楽しみ方を教えてくれる名著たち。
ここから気になれば当時の文化や教科書などに当たってさらに知識を深めていけばよい。
「ー」がついてるものはまあいいけど、後半ちょっと失速したかな~という評価。
□はまあ普通。読めるけど興奮はなかったという評価。
Who is J K Rowling?などは半分ぐらいしか読んでないが、ハリポタファンは楽しめるかも。
そういう思い出補正なしで、本の面白さを判断したいためこの評価。
逆にファンなら○とかになる可能性あり。
△は全然面白くなかった。
What isシリーズははずれが多いかも?ほぼ読んでいない。
歴史の楽しみ方を教えてくれるいいシリーズだと思います。
◎の5冊はぜひ読んでみて下さい!
Who wasシリーズ感想まとめ!
【おすすめ】
Who was Napoleon? ◎
Who was Galileo?◎
who was Julius Caesar? ◎
who was Steve jobs ◎
Who was Marie Antoinette?◎who was Roald Dahl?〇+
Who was Charles Darwin?〇
Who was Pablo Picasso?〇
Who were The Wright Brothers? 〇
Who was Walt…— フロッキー (@trueazuna) January 13, 2026
Boy in the Dress YL4.0
少し難しいかもしれませんが、話の大きな流れを追うようにしてください。
決して今の段階で100%理解しようとは思わないで、読み進めてください。
このフロッキー流は自分のレベル以上の洋書を選んでいるので、分からなくて当然です。
Mr popper’s penguins YL4.0
Fantastic Mr. Fox YL4.5
ここら辺から、英文や英単語自体はそれほど難しくありませんが、英語の文章がだんだん長くなってきます。
長時間、長文を読める忍耐力が求められます。
この忍耐力も英語多読で重要な要素なので、毎日こつこつ読んでみてください。
The little prince YL4.5
超名作の星の王子様です。トップ3に入るぐらい好きですね。
The Wizard of Oz YL4.5
これも面白い作品ですが、結構長かったイメージがあります。
忍耐力を鍛えたいところ!
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A Bear Called Paddington YL4.8
これもかわいい見た目の割に、イギリス英語が難しくてなかなか大変です(笑)
ただ内容は非常に面白い。
Charlotte’s Web (A Puffin Book) YL4.8
この洋書が僕の英語多読のターニングポイントですね。
Holes (Holes Series) YL5.5
最後は、英語多読を継続できるかの分岐点と言われているHolesです。僕もこれを読破した後、相当実力が付きました。
さらにレベルアップしたい人へ 洋書を追加します!
うれしいことに、Xにて私の児童書道場を道場破りする猛者が現れました(笑)
そしてその方がもう終わってしまいそうなので、次のルートを追加したいと思います!
洋書で挫折する3つの壁について
英語多読における学習の壁は大きく3つあります。
初級の壁(YL0~3)
そもそも洋書を読むのが大変、気づいたら文字を目で追ってるだけに!
中級の壁(YL3~6)
GRから英語圏の児童書に移行するときに、一番難しさを感じる。
上級の壁(YL6~)
読解に要求されることが増えて処理が追い付かない、背景知識、時制などの文法、英単語、長い1文に翻弄される
個人的に一番高いハードルは「中級の壁」だと思います。
まず初級は確かに英語が苦手だった私のような人はつまづきますが、それでもSSS式などをコツコツ続けていればなんとか継続できます。
しかし、初級で辞書なしで読める洋書というのは、ほぼGRに限られるわけです。
そうすると「なんかシンプルなストーリーばかりで飽きてきたな~」となります。
そこでよくお勧めされる「Holes」などに手を出して玉砕するわけです(笑)
今までシンプルな英語しか読んでないのに、急に本格的な洋書に移行して、レベル差で圧倒されるわけです。
このGRのシンプルで分かりやすい英語から、英語圏の児童書の雑味が含まれた分かりずらいけど奥深い英語への慣れが必要なわけです。
ここが英語多読史上一番の難所です。
このGRから簡単な児童書にどうやって移行するかが一番大切です。
なぜならこの中級の壁さえ突破してしまえば、あとは自分のレベルにあった洋書さえ読んでいけば挫折することはないはずです。
このレベルに来ればだいたい3p読めば、自分が今読める本かどうかの判定ができるようになりますからね。
そして上記の児童書道場10冊は、この中級の壁を辞書などを多用してなんとか突破してしまおうという作戦だったわけです。
しかし10冊だけではまだ英語力の土台がグラグラです!
ちゃんとした土台を作るには、適切なレベルの作品を多く読むに限ります。
追加編ではしっかり英語圏用の児童書のシリーズも盛り込んで基礎を固めつつ、それぞれの壁を攻略するための洋書を追加したいと思います。
そして基本は、壁のレベルに関係なくすべてを推奨冊数読んで、レベルをあげていくことをおすすめします。
「えっ、俺中級の読めたし初級は読まなくていいでしょ!」
と思うかもしれませんが、読書は今まで読んだ本すべてをバックボーンにして読解するものです。
特に日本語話者が英語に挑戦するには、読んだ語数が多ければ大いにこしたことはありませんし、簡単な児童書ですら、英語圏の子供用に作られたものからは勉強できることがたくさんあります。
900万語とか読んでも、ネイティブの読書量に比べたら心もとないですからね。
GRシリーズのYLと、簡単な児童書のYLは個人的に分離すべきだと思ってます。詳しくは以下のポストで書きました。
YLの違和感について
最近YL(読みやすさレベル)に違和感がある。
なぜか考えてみたら「学習者用のレベル」と「ネイティブ用のレベル」が一緒くたにされているからだろう。たとえばNate the greatシリーズはYL1.5となっているが、最近読み直してみるとYL2.5ぐらいだった。…
— フロッキー (@trueazuna) December 20, 2025
同レベルで記載されていても、児童書の方はちゃんと理解しようとするとYL+1~2になることはざらです。
これらが一緒くたにされているから、変な自信過剰が生まれてしまうと思うんですよね。
もし本当に自分が初級の壁を攻略できるかを知りたいなら、高速で読めて、特に学ぶことがなかった場合は大丈夫です。レベルを上げましょう。
理解度の基準は速さです。読んで何も得ることがなくて高速で終わるならば、その本は自分のレベル以下なので、さらに上の本で大丈夫です。
しかし実際に英語圏の簡単と言われてる児童書を読んでみると、勉強になることが多いんですよね。
ですので、このルートでしっかり児童書の深さを体験していただきたいと思います。
シリーズ物は、「全巻」と表記してるものはすべて読むのを推奨、それ以外は想定として、このぐらい読みたい、という目安を書いておきます。
たとえば
「Horrid henry シリーズ 5冊 YL4」
なら5冊ぐらい読みたいってことです。当然ドはまりして全巻読んでもOKです。
想定の冊数を読んだら次のシリーズに移りましょう。一応、上から順番に読んでいく流れで書きたいと思います。
そして上記では、ipadを利用して、最大限背伸びして洋書を読んできましたが、すべてをkindleの電子版で買えなかったりします。
この先は、
①kindleで電子版を購入して最大限背伸びするパターン、
②図書館を利用で調べる回数は減るけど量で賄うパターン
がありますが、お好きな方を選択してください。
紙で読む場合は、さらにYLはシビアに見るべきです。
自分が読めるYLが4だとすると、4.5ぐらいを上限することをおすすめします。
辞書が使えないのはそれぐらい負荷が跳ね上がります。
図書館利用は語数を積み上げるために、比較的簡単な洋書を読むことに使いたいですね。
個人的には電子版がいいですが、30巻のシリーズ物をすべてkindleで買うのは、なかなか贅沢ですよね。
ただ英語多読界隈はお金持ちが多いので、意外と気にしないかもしれませんね!
以下は〇冊となっていますが、シリーズで1冊扱いとしたいと思います。
「初級の壁」突破のための15冊
まずは、前回の10冊で心もとなかった「YL4付近の児童書の壁」を突破のための補強をしたいと思います。
このレベルは挫折さ続出ゾーンなので、慎重にYLを刻んでいきたいところ。
Magic Tree house 28巻まで YL3
万が一ですが読んでない方もいるかもなので、一応追加します。
「Magic Tree house」と 「Marvin Redpost」の2作は、GRから児童書への掛け渡しとして最適です。
まあ正直、少々幼稚な面は否めませんが、
「Revolutionary War on Wednesday」などの歴史の重要地点、フランクリンなどの偉人との絡みの回はだいたい面白いのでぜひ読んでみてください!
Marvin Redpost シリーズ全巻 YL3.5
英語圏の児童書は、第二外国語として英語を学んでる者にはいつ読んでも勉強になります。
バカにせずに英語圏向けの児童書を読み直したいところ。
まあこういうシリーズ物は、全部読まないと!と気張らずに読みたいところまで読むのが良いと思います。
個人的にRedpostは古い絵の方がおすすめです(笑)
一巻だけはうーんという感じでしたが、それから全部面白かったです。
King Arthur and the Knights of the Round Table YL4
アーサー王物語のダイジェスト版。多少駆け足感はありますが、おもしろいですよ。
何世紀も人類を虜にしてきただけのことはありますね!
現在は残念ながらkindle版がないですが
「Knights of the Round Table (A Stepping Stone Book(TM)) (English Edition)」
のバージョンも面白かったです。上記のものと同レベルです。
同じ部分はありますが、違うエピソードが書かれていました。
アーサー王はすべて「あたり説」ありますね。
Horrid henry シリーズ 5冊 YL4
シリーズものは、語彙などが回を追うごとに分かりやすくなるので、一気に読むのがおすすめです。
My Weird School 5冊 シリーズ YL4
このシリーズも私の周りで評価が高いですね。
Capital Mysteries 5冊 シリーズ YL4
My Humorous Japan YL4
Sarah, Plain and Tall 全巻シリーズ YL4
日本的な悲しみの感性を感じられる作品です。
悲しくなるのを薦めるのも気が引けますが、私の琴線に触れた作品ですからね。
My Father’s Dragon 全巻シリーズ YL4
1巻が一番良くて、2,3とだんだん残念になります(笑)
1巻だけでもいいかもですね。
There’s a Boy in the Girls’ Bathroom YL4.5
The Story of Doctor Dolittle YL4.5
こういう古い作品もちゃんと探せば、YL4ぐらいの難易度で面白い作品がぼちぼちあります。
ただ気を付けないと、とんでもなく難解な作品に遭遇することもありますが(笑)
背景知識はないし、英語は古くて読みにくいしと。
ドリトル先生は、読みやすくて面白いです。ただドリトルとカタカナだと何もしたがらない、という意味のDolittleという意味合いが分かりませんね。
アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 YL4.5
ここで学問系ですが、この本は面白かったです。小説もいいけど、個人的にはこういうノンフィクションも読みたいですね。
YL4.5
先ほどの「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」の本家です。
このシリーズも7巻はありますが、
・First Grader
・Second Grader
を読むのはいいかもですね。
全巻はちょっと分量が多すぎますかね(笑)。この2冊だけでも結構ボリューミーです。
My Side of the Mountainシリーズ 1冊 YL5
ロアルドダールの作品 3~4冊 YL4~6
彼のストーリーはなんか引き込まれます。
上記の10冊では、簡単めな「Fantastic Mr. Fox」でしたが、以下のシリーズも読みたいところ。
まあ気の向くままに面白そうなものを読むでいいと思います。
同じ著者のものばかり読んでると飽きたりしますからね。
もちろん、勢いに任せて全部読むのもアリです!
強いておすすめを上げるならこちら!
・Charlie and the Chocolate Factory
・Charlie and the Great Glass Elevator
・Matilda
・The BFG
・The Witches
当然以下もハマった人はぜひ読んでください。
・George’s Marvellous Medicine
・The Twits
・James and the Giant Peach
・Danny, the Champion of the World
・The Giraffe and the Pelly and Me
・Going Solo
・James and the Giant Peach
・Boy – Tales of Childhood
・Esio Trot
・The Magic Finger
ダールのwho wasシリーズを読んだり、youtubeにドキュメンタリーがあるのでそれを見ると、人となりが分かりますよ。
身長2メートルぐらいあったそう(笑)
ここで面白かった作品の再読
そしてここまで読んで、YL5以上へのステップアップの準備の最終段階として面白かった作品を5冊ほど再読しましょう!
「ちょっと前に読んだばかりだからもう学ぶことないよ!」
と思ってる人!騙されたと思って再読してみてください!
「全然読めてないじゃん!」と思えたなら、おめでとうございます!レベルアップした証拠ですね。
様々な洋書を読んでいくことによって、理解度がどんどん80→83→86と上がっていきます。
そうすると再読した時に、自分が取りこぼしていたところが分かるようになっていたりします。
この自分の弱点こそ、レベルを上げたときに必要になる場所だったりするので、ちゃんと再読しましょう!
名作というのは、何度読んでも面白いですよ。
邦訳を読んだことある場合も挑戦!
そしてここで翻訳本を日本語で読んだことがある作品に再挑戦してみましょう。
かなり読めるようになってるはず!
1読しているなら、全体の流れは把握しているのでこの無茶ぶりがしやすいです。
一般的には、ページ数は200ページ程度のものがおすすめですが、明確に読みたいものがある場合は関係ありません。400ページだろうと、それに挑戦してみましょう。
そしていくら好きでも到底読み通せないなと思ったら、自分のレベルにあった洋書を選んでルートを継続しましょう。
僕の場合は、「Momo」「Factfulness」などを日本語と英語で読みました。
このように日本語ですでに大枠を知っている、背景知識がある洋書というのは、相当読みやすくなります。
「中級の壁」突破のための30冊
このレベルから児童書の黄金期が始まります。
ちゃんとした洋書になってきて、普通の読書体験と変わらなくなります。
真の意味で洋書を楽しんでいるというのは、YL4~5が楽しんで読めるようになってからでしょうね。
Dragon Slayers’ Academy シリーズ 5冊 YL4.5
The secrets of droon シリーズ 3冊 YL4.5
Number the stars YL5
The giver シリーズ 1冊 YL5.5
4冊セットですが、1巻でも十分楽しめます。全部はまだ読めてないですね汗。
Tuck Everlasting YL5
今思うとこの辺が一番英語多読楽しんでるな、という期間でした(笑)
やはりGRから英語圏への児童書にステップアップできるかどうか、が一番の壁だと思います。
その方法として、このルートはなかなか使えると思ってます。
紙の本で、GRをちゃんと読みつつ、児童書の壁を超えるにはかなり時間がかかりますね。
それならばあえて適切な児童書から無茶ぶりして、「大気圏突破」したほうがあとが楽なように思います。
Moomin シリーズ 3冊 YL5
個人的には、最初の3巻で充分ムーミンワールドが分かったという感じですね。
単語のレベルの割に、多分翻訳されていて硬い英語のイメージです。
この三巻で充分だと思います。
- The Moomins and the Great Flood
- Comet in Moominland
- Finn Family Moomintroll
Comet in Moominland にてスナフキンの名言
「なんでも自分のものにしようとするから、むずかしくなるんだよ。ぼくは、見るだけでいい。立ち去るときには、ぜんぶ頭のなかにしまっていく。そのほうが、かばんを運ぶよりずっと快適だからね」
また、美しいガーネット(宝石)の谷を見つけたスニフが「全部自分のものにしたい!」と興奮した際にも、スナフキンはこう諭しています。
「(宝石を)自分のものにするより、ただ見てるほうがいいんだ。自分のものにしたとたんに、ものすごい量の世のなかの面倒ごとを背負いこむことになるんだから」
なんかこういう名言ほしいけどなかなか出てこないんですよね(笑)
読みたい人は残りもどうぞ!
- The Exploits of Moominpappa / Moominpappa’s Memoirs
- Moominsummer Madness
- Moominland Midwinter
- Tales from Moominvalley
- Moominpappa at Sea
- Moominvalley in November
The Famous Five シリーズ 1冊 YL5
これもかなり長いシリーズでイギリス英語のいい勉強になりますが、お好みで!
全巻セットで300円くらいなので、お買い得です!
Darren Shan or Deltora Quest or ROWAN のどれか 2冊 YL5
これらの冒険ファンタジーものが好きな人は、このどれかで好きなものを読みたいですね。
まあ2,3冊で良いと思います。
Darren Shan
https://amzn.to/4v6cS9U
Deltora Quest
https://amzn.to/49eYQdx
ROWAN
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The Secret Garden YL5
Narnia シリーズ 1冊 YL5.5
ナルニアも好き嫌いあると思うので、
「The Lion, the Witch and the Wardrobe」
は読んでいただきたい。
魔女が復活して、ディゴリーたちと語り合うシーンの迫力、アンクルアンドリューがとにかく笑えますよ(笑)
まあ全巻で200円とかですからね。買いです(笑)
The Tale of Despereaux YL5.5
惜しい作品!もう少しストーリーを練ってれば、「Charlotte’s Web」に並んで名作になっていたのに!
The Complete Tales of Winnie-The-Pooh YL5.5
笑えるという意味で名作です。ぜひとも読んでいただきたい。
こういう国も世代も違う人を笑わせられる作品、作ってみたいですよね。
Alice’s Adventures in Wonderland YL5
まあ内容は普通ですが、教養として読む価値あり(笑)
Heidi YL5.5
あの白髭のおじさんいい人ですよね(笑)
「君がそうしたいならそうしなさい」
The Alchemist YL5.5
多少翻訳のため、分かりずらいところはぼちぼちありますが、古典を読んでるようなシリアスさが伝わってくる名著。
The Usborne Children’s Encyclopedia YL5
この百科事典もノンフィクション枠として面白かったです。
A Little Princess YL5
無料はいいですね。別にお金がなくても頭を使えば楽しめる方法はいくらでもあります。
Little Lord Fauntleroy YL5
読後やさしい気持ちになれます。
The Wild Robot シリーズ 1冊 YL5
A Series of Unfortunate Events シリーズ 3冊 YL5
Peter and Wendy YL5.5
これもディズニーの世界観をよりリアルにした感じで面白かったです。
マイケルが、「僕の殺した海賊より小さいよ!」的なことをさらっといいます。
子供ってその場に適応するので、周りが海賊やらと戦ってたらマイケルみたいになるんだろうな、と考えさせられました。
The Neverending Story YL5.5
はい名作です。本をどうやって面白く展開するかという技をエンデに見せてもらった感じですね。
Momo YL6
これも後半にかけて読んでしまいますね。
Wonder YL5.5
冒頭のナースのシーンは今まで読んだ本で一番笑いましたね(笑)
そのあとは笑うシーンはありませんが・・・
Diary of a wimpy kid シリーズ 1冊 YL5
これも一巻はめちゃめちゃ面白かった!
ただ4巻ぐらいまで読みましたが、あとは鼻で笑う程度になってしまいましたね。
1巻はおすすめです。
Where the Mountain Meets the Moon YL5
The Phantom Tollbooth YL5
The Arabian Nights YL5.5
Flowers for Algernon YL6
個人的には、ところどころツッコみどころがあってモヤっとしましたが、全体的になかなか夢中になれます。
Tom’s Midnight Garden YL6
まとめ
まだまだ工事中です。
ひとまず、追加分はこのぐらいにします。
上級編はみなさんのコース進捗次第で追加するか考えます!


