どうもフロッキーです。
今回は難関私立専門塾である「増田塾」の費用をまとめます。
1年でかかる費用はずばり月額76,083円
上記通りですが、まずは高校3年生の料金です。
授業料などすべて込々で税込み913,000円かかります。
これを12カ月で割ると、月76,083円。
大手予備校よりは安く、武田塾より高いという感じですね。
浪人生は少しだけ高くなって総額962,500円です。月80,208円。
通常913,000円は一括払いです。
ただ増田塾提携の教育ローンがあり、120回払い(10年)、月10,219円、合計1,226,333円ということも可能なようです。
年間913,000円の内訳は?
内訳はこのようになってます。
入塾料 11万円
年間授業料 80万3000円
合計 91万3000円です。
ただ授業料の中に、
- テキスト費用
- 講習費(夏期、冬期、直前期)
- 補講
- 施設費
などなどすべて含まれてこの金額です。
大手予備校のように講習費、テキスト代が別途ではない点は評価できますね。
フロッキー的増田塾の感想

資料請求して授業内容などを確認しました。実際に僕が通ったわけではないので参考程度に聞いてください。
良くも悪くもスパルタ感が強い
資料を読んだ評価としては、無心でカリキュラム通り勉強すれば受かると思うけど、押し付けられるのが苦手な人は、相当苦しい塾だと思いました。
まず”私立文系は最難関を努力だけで突破できる”という主張には賛成です。
というのも、理系に比べて文系の受験は暗記量がものをいうからです。
増田塾は、この努力だけできれば何もいらないという方針です。
難関文系私立に絞っているので確かに慶應早稲田等の大学の受験情報は詳しい
それによって、合格までの最短ルートを提供できるから、受験生はつべこべ言わずこのルート通り、定期的なチェックテストを合格さえしてればよい
という感じですね。
これによる受験生の反応は、はっきり分かれると思います。
「自分で対策を考えるのはめんどくさい、すべてレールをひいてもらいたい」
という受験生の方はいいかもしれませんね。入塾時期もカリキュラムを見ると4月から3月までびっしり決まっているので
この範囲内で出される授業、課題、チェックテスト、実力をテストを無心でクリアしていけば難関大学に合格できる可能性は高いと思います。
ただ「自分でいろいろ対策を考えたい、やり方は自分で試したい」
という創意工夫型の受験生には地獄だと思います(笑)
がっちり型が決まっているので、例えば受験の叡智を読んで最初から赤本を解きたいなどというと
「だめだ!まずは基礎から徹底的に詰め込むんだ!」と一蹴されるでしょうね。
僕みたいなタイプには全く合わないと思います。
増田塾には合格保証制度があるのですが、この条件が増田塾のスタンスをよく表していると思います。
- 出席率80%を維持すること
- 各教科のチェックテストで80%を維持すること
- 課題などの提出物を提出すること
- 増田塾が指定した難関大学を2つ受験すること
とあります。
①はまあいいと思います。「努力するんだから80%は当然来るよね?風邪などを差し引いてもできるはず!」
②が特徴的ですね。
このチェックテストは1、授業復習テスト、2、暗記テストの両方で80%を1年間キープする必要があるようです。
資料には、1はちゃんと授業をしっかり受けてれば取れるし、2だって範囲は指定されてるんだからちゃんと勉強すれば取れるよね?
③は、夏に長文課題が個別で出て、このやり方やノートの作り方も指定されるようです。
④は定期的にチェックテスト、実力テストが7回もあるので受験生の特徴がよくわかるようです。例えば長文が得意なのか、文法が得意なのかなど。
そのデータをもとに、受かりやすい大学を増田塾が選んでくれるみたいですね。
「君は長文が得意だからこの大学が受かりやすいよ!」というように。
これは、ありがたいかもしれませんね。
ただこの条件を満たせるような優等生は、難関私立大学を受かる可能性は高いですね。1年間すべての単元で80%以上出すのは相当大変だと思います。
このように資料からひしひしと感じるのは、すべて努力次第なんだからすべては君の努力次第だ、というスタンスです。
その努力が何で測られるかというと、がっちり決まったルートを着実に予習、復習して定着させる根気です。
逆に言うと、増田塾以外のことは考えるな、という感じが伝わってきます。