どうもフロッキーです。
飽きっぽい人は、ひとつのことを続けることがとても苦手で、すぐにほかのことに興味が目移りしてしまう人のことだと思う。集中力が続かない人と言ってもいい。
このような特徴から飽きっぽい人は努力ができない、一つのことを極めることはできないなどと言われている。
しかしそれは飽きっぽいということのネガティブな面しか見てない。
やり方さえ考えれば、飽き性の人でも何かを極めることは可能なはずだ。
今回は飽き性である人が飽きっぽいという特性を利用するにはどうすればよいかということを述べたい。
根本となる考え方

まず飽き性の人は一つのことに集中力が短時間しか持たない。
しかし逆に考えれば短時間であれば集中力を発揮できるということだ。
この考えを自分がしたいことやしなければならないことに適用していけば飽き性の力を最大限に利用できる。
いくつか例を見ていこう。
読書の場合

読みたい本はたくさんにあるのに集中力が続かないという人は「複数の本を同時並行で読む」という方法が有効だ。これは

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
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という本でも紹介されていたが、様々な本を同時並行で読むことの効能として、一回で読みとおしてしまうことに比べて本の内容を思い出す回数が増えるためより内容が定着するそうだ。確かに思い出す回数は数倍増える。
この方法を適応して僕は読みたい本を5冊ほど重ねて一番上の本から読んでいくという読書生活を送っている。
集中力が切れたら次の本に移行します。こうすると一冊は20分くらいしか読んでいないが、読書時間をトータルすると1時間以上は確保できる。後はこれを1日に3,4回繰り返せば十分な読書時間を確保することが出来る。
※そもそも本を読む必要性は?という方はこちら。
勉強の場合
これは東京大学を卒業し、現在首都大学東京の教授をされている宮台真司さんの勉強方法だ。宮台さんによると
http://www.deguchi-hiroshi.com/taidan/taidan8/taidan8_1.html
僕は飽きっぽくて集中力が続かなくなる性質なので、1科目10分間で区切ることにしたんです。東大は5教科7科目だから、デスクに7冊の問題集を置き、タイマーをセットして、最初の科目は10分経ったら必ずやめて、次も10分、次も10分・・・と、短冊式に何度もぐるぐる回る。同じ科目を約1時間に一度必ずやるわけです。
ということだ。集中力が続かないという自分の性格を分かった上で宮台さんは勉強されていたそうだ。
次に

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でも紹介されていましたが、「勉強は最初の5分と最後の5分が一番記憶に残っている」
という考えもある。つまり記憶という面でも勉強を短時間の間に繰り返すと効果が高いと言えよう。