2016 12/30 追記
どうもフロッキーです。
これは、LINE(ライン)の渋谷にあるオフィスの画像だ。
2015年の売り上げ金額は
1207億円
LINEの決算見たら既にホリエモン率いるライブドア全盛期の売上を越えてた
これだけ見てもラインの儲けぶりがよくわかる。
しかしこれだけの収益をどうやって稼いでいるのか不思議ではないだろうか。
確かに有料スタンプがあるが、これだけで1207億円もいかないことぐらいは素人にも分かる。
というわけで今回はこの収益がどのようにもたらされているのかに迫る。
LINEが稼いでいる4つの領域

ラインの収益方法は大きく分けて4つある。それは
1.ラインアプリ内の課金
2.ゲームなどのライン関連ファミリーアプリでの課金
3.企業アカウント
4.キャラクターライセンス事業
になる。
それでは一つずつ見ていこう。
ラインアプリ内の課金
これは、有料スタンプや着せ替えのことだ。
有料スタンプはクリエイターとしてラインアプリに登録すれば誰でも販売することができる。
そして、一つ売れるとスタンプ販売料金の半額がラインの利益になる。
つまりスタンプに関しては
自社で売ってるスタンプの利益
ユーザーが作ったスタンプの半額
を利益にしているということだ。
自分は競争する環境を提供することによって収益を得ている。賢い戦略だ。
ライン関連ファミリーアプリでの課金

これは、大体のスマホ―ゲームと同じようにゲーム内での課金がラインの利益に直結する。
このビジネスモデルにはワンクリックで購入するしか方法がないわけだから「中古」という概念がない。
利益率を考えてもスマホ市場が拡大している理由がここにある。
企業アカウント

そして意外だったのが、100万をこえるユーザーに登録されるような大企業は法人用のアカウントで登録する必要があるという制度だった。
それに登録するには最大で
月額250万円
かかる大企業向けアカウントもあるそうだ。
そのほかにも、プロモーション向けのスタンプや中小企業用のアカウントは月額5250円から。
キャラクターライセンス事業

主にテレビ放送やグッツ販売、コラボ商品などライセンス料が利益になっている。
まとめ
このように最初は無料で、スタンプなどの料金も安いためユーザーの支払いへのハードルが低いことがラインの成長の要因だろう。
苫米地さんは
フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】
の中で、
「無料のものはコンフォートゾーンを
変える必要がないのでとっかかりやすい」
ということを書かれているが、まさにラインもその特性を利用した会社の一部だ。
インターネットがさらに強くなり、おそらくラインのようなビジネスモデルの会社が増えてくることが予想される。
そんな時代だからこそ無料アプリの収益モデルを調べることは面白い。
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