どうもフロッキーです。
以前に
という記事を書いた。
すると検索ワードに「武田塾 バイト」というキーワードが結構上がっていたので、
浪人中に武田塾の内部をつぶさに見てきた塾生という経験から
武田塾のバイトは何をするのか
を書きたい。
塾生を数人担当する
これは自分の受験科目を選択する人たちが多い。
例えば青山大学の経営学部に合格した人なら
国語(現代文、古典)
英語(主に文法のみ)
歴史(世界史や日本史など)
を受験科目として控えている受験生を担当する。
武田塾には現役生以外にも
「数学だけは高校1年から教えてもらいたい!」
という人もいたので理系の人で高校1年の担当についている人もいた。
ただし東大を合格していた人は
「地学担当できない?」
という受験したことのない科目を無茶ぶりをされていた。
もしかしたらこのような要求をされることもあるが、それは講師の判断次第だ。強要される感じではなかった。
採用に当たっては筆記試験を課している校舎も面接だけのところもあるようで、それは場所による。
講師の具体的な業務内容
武田塾のバイトは楽だといわれているが塾生から見ても明らかに楽。
その理由として武田塾は既に定められたカリキュラムが定められているから参考書の解説だけを主にすれば良い。
おそらく塾講師をやりたいと思う人は、マーチ以上は合格していると思うので受験時代を思い出せば良いはずだ。
一応参考書の解説以外にもすることがあるので、塾生のスケジュールを通して講師がすることを確認したい。
武田塾生の一日
塾生は決められたテスト日(週1回)に塾に来て確認テストを受ける。
まずこの確認テストの範囲を確認して印刷するのが講師の仕事だ。
そして塾生は自分の受験科目のテストをどんどん解いていく。
そのテストをどんどん採点するのが講師の仕事。
そして結果を見ながら少し雑談をしたのちに間違った問題の解説をする。
例えば英文法のネクストステージの解説を右ページの解説を見ながらすればよいわけだ。
古典で言えば、なりの終止形が~というような解説をする。
さすがに東大の人のこの辺の完成度の高さには驚かされた。
現代文の長文や、英語の長文は基本解説する必要がない。
講師は基本丸付けだけなので、読んでいない長文の解説は出来ない。よって
「答えがこうだからこう。あとは自分で考えてね」
でおわりだ。
解説が終わって時間が余った場合は塾生に勉強させるか、雑談をするかしていればよい。
もちろん服装も縛りなし、僕の校舎では講師ほぼ全員が私服だった。
私服の上から白衣みたいなのを着ていた。
バイトで大変なことは?
いくら楽といっても大変な部分もあると思う。考えられる大変な部分を見ていきたい。
学歴が前提条件になる
まず勉強を教えるという立場上自分の学歴を求められる。
「大学どこなんですか?」
と単刀直入に聞く塾生はいた。僕も聞いた。
やはり受験までお世話になる以上、教える側の勉強度合いを測る学歴というのは必須だ。
しかも塾講師には高学歴が集まるので、学歴コンプレックスを持っている人は嫌な思いをするかもしれない。
シフト、教える科目が変動する可能性がある
相手が教える塾生である以上
急に熱でこれなくなったとか、日にちを変更してほしい
ということはわりとある。多少は働ける日にちに対する柔軟性が求められる。
ただ働く曜日に関してはまだ分かるが、さきほどの地学の無茶ぶりもあるのでその辺は注意。
人の受験を背負うというプレッシャー
仮に塾生が落ちても何があるわけじゃないが、人の受験を背負うというのは重い仕事だと思う。
僕の場合は受験日前の最後のテスト日以来講師の人と会っていない。
志望校に落ちるというのはショックなものだ。
これらのデメリットもすべて受け入れられるのであれば、武田塾は良いバイト内容だとは思う。