GIANT KILLING

読書、ピアノ、一人暮らしなどどんどん雑記として配信しているブログです。

肺気胸の全貌。再発したので、症状から胸腔ドレナージ手術の体験談を書く。

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どうもフロッキーです。


僕は2度、肺気胸にかかった。


1度目はハンドボールの部活中に胸を強打した外的要因の肺気胸。これは2,3日入院したが、チューブはなしの自然治癒を待つものだった。


それから2年。今月の21日に突然肺気胸が再発した。今度はチューブを挿入したが改善されないので、胸腔ドレナージという肺の傷口(ブラ)を除去し、再発を防ぐ手術を受けた。


今回は

再発した肺気胸の症状、入院から退院までの流れ

を書きたいと思う。

肺気胸とは?症状は

とはいっても、一般の方は肺気胸という病気をよく知らないと思うので少し説明しておく。


肺気胸はスポーツや事故などが原因の外傷性気胸、ストレスや体質の自然気胸がある。


とりあえず何らかの原因で肺の膜に穴が空きそこから空気が漏れ、肺と肺を収めている胸腔という空間の間に空気が溜まってしまい、肺が小さくなってしまうという病気だ。


僕は面倒くさいので、知人に説明するときは

「肺に穴が空いて死にそうになった(笑)」

と説明するようにしている。


これは痩せ型で、長身の男子(10-30代)によく見られると言われているが、
「リアルガリガリガリクソン」の異名をとる僕も当てはまっている。

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http://spotlight-media.jp/article/413199333385045080

具体的な症状

肺気胸と聞くと、胸のあたりが痛くなるのかと想像すると思うが、実際は背中が痛くなる。


ランニングなどのスポーツをしているときにだんだんと背中と胸が痛み出してきて、呼吸が苦しくなってきたらほとんど肺気胸だと思う。

町の病院で診察を受けて入院へ

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肺気胸はよく再発すると言われているが、2度目は何の前触れもなく突然発病した。


町の診療所で診断
  
 ↓

大型病院で緊急入院


と、発覚から入院まで一日で決まるスピーディーさなので、一人暮らしなどですぐには荷物を届けてもらえない人は、本、漫画などの暇を潰せるものを持ってから診断に行ったほうが良い。

地獄の一週間

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それから1週間ほど入院したわけだが、まともに食事が出来るようになったのは6日目だった。6日目まではほとんど寝て過ごし、食事はできずに点滴で過ごした。


まず僕がたどった順番は

①局所麻酔を胸にして、チューブを前から挿入

  ↓

②2ℓの出血という異常な血の量に、胸腔内の傷口から出血している可能性が浮上(血気胸に)


  ↓

③胸腔ドレナージで出血の原因を除去


  ↓

④後はひたすら安静に


という感じだったが、生まれて初めて生死の境をさまよった。

①、②チューブを前から挿入と血気胸

一番最初は、チューブを入れるだけの簡易手術。


まあ最初の注射がチクッとするだけで痛みはそれほどでもない。チューブを挿入するときに、ゴリゴリと音がするのでなんだが気持ちが悪い程度。


この作業は15分ぐらいで終わって、あとは様子見だ。


チューブの先には呼吸を確認するのと、肺からの血を溜める水槽のようなものが付いている。


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RCサンクスセッション:2011年12月15日 - livedoor Blog(ブログ)


普通の人はこれをガラガラと引っ張りながら、トイレや食事をとる。僕は貧血と低血圧のため一歩も動けなかった。


どれぐらい動けないかというと、レントゲンを撮るために車いすでレントゲン室まで向かうのだが、その車いすまでの乗り降りで「意識喪失」するほど具合が悪かった。


ここに普通なら多少の血が出てくるのが出てくるみたいだが、僕の場合は異常に出血した。

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その理由として、一度目の肺気胸の時にできた傷口と肺が一度完治した際にくっつき、2度目の気胸で肺が小さくなる際に傷口がベリッと剥がれたのだろうという診断だった。


のちに聞いた話によると、血の量は2ℓにもおよび、出血を止めるためにもチューブを胸から挿入してわずか1日で緊急胸腔ドレナージ手術をすることになった。

③胸腔ドレナージ手術

親にも緊急で連絡がなされて、手術に。


気胸になっている側のわきの下に三か所穴をあけ、ブラを除去する。


手術自体は全身麻酔がかけられるので、一瞬で終わる。全く痛くない。


問題は術後だ。具体的には膀胱まで挿入されているチューブの尿道の痛みと、傷口の痛み、さらに僕は貧血のためのめまいとの闘いだった。


親は切除したブラを見たそうだが、


「焼き肉のタンみたいだった」


と、さすが食いしん坊という発言を残している。


術後は、38、6度の熱や傷口の痛みに襲われて生きた心地がしなかった。傷口の痛みを表現するなら、日本刀で背中を切られたようだった。

④ひたすら安静に

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胸腔ドレナージ手術から1日で尿道のチューブ、2日でわきの下から通っている管が抜かれた。


全ての管が抜かれても調子が悪く、入院から6日目になるまでは病院食を少し食べては吐いてしまい寝ているという生活を送っていた。


現在は入院から9日ほど経過しているが、全く運動は出来ない状態だ。むろんアルバイトも長期離脱となるだろう。


しかし、この入院を通して家族のありがたみが良く分かったので近日そのことについても書きたい。