GIANT KILLING

好きなことを熱量が冷めないうちに文字にしている雑記ブログです。

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語学勉強の在り方。日本語能力検定を勉強中の韓国人とおばさんから学ぶ。


どうもフロッキーです。


今回は外国語を学ぶのと、検定試験を合格するのはどちらが大切なのかということを書きたい。


先日、図書館に日本語検定1級を取得しようと頑張っている韓国人?(女性)と教える役のおばさんがいた。


二人で日本語検定のテキストを見ながら、おばさんが問題を出しながら解説するというスタイルだった。

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その時の会話はこんな感じ。


韓国人 「この単語の意味が分からないの。」


おばさん 「大切なのは単語の意味じゃなくて、この下線部の意味が正しいかどうか。その他に出てくる単語の意味なんて知る必要ないのよ。」


具体例を示すために日本語検定のサイトから例題を引用する。


下に図を示すが、韓国人は問題と関係ない「政治家」という単語の意味を知りたいのに対して


おばさんは「いたわる」の正しい使い方さえ分かれば良いというスタンスの違いだ。

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二人の目指すゴールの違い

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この二人は、方向性が決定的に違う。


つまり韓国人は日本語を勉強したいのに対して、おばさんは日本語検定の勉強をさせたいのだ。


おばさんの言い分はよくわかる。


そんな問題に関係のない単語まで調べていたら、日本語検定のテスト日になってしまうということだろう。


確かに日本語検定一級の取得を目指すのであれば下線部だけを分かればそれでよい。


しかし韓国人が目指しているのは日本語検定の取得なのだろうか。


僕が隣で聞いている限りは日本語を勉強したいという気持ちが伝わってきた。

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その情熱を鑑みると韓国人女性のゴールを優先されてあげるべきではないだろうかと思った。


今回の日本語検定が不合格になったところで、自分の知らない単語を地道に調べていくほうが確実に日本語習得へ近づくと思うし


いたわるの意味だけ分かっても、文脈としての日本語が分からないと実用的ではない。

検定試験の在り方

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これは日本語検定試験だけではなく、TOEICやITパスポートなどすべての検定試験に言えることだ。


これらの試験は通過点に過ぎない。


これらの試験に合格することがすごいのではなくて


試験に合格できるだけの英語力やITに関する一般教養があるということが本質だと思う。


だから日本語検定の試験勉強をしなくても


真の日本語力を持っているネイティブの僕たちは、日本語検定1級に合格できるだろう。


本来はこのような


本当の実力を持っているから、当然試験には合格する


という流れが理想的だと思う。


しかし実際には


試験に合格するために試験勉強をするという


無意味とまでは言わないが、本質ではない行為が蔓延している。


いろいろ事情はあるとは思うが、こんな状況だからこそ


試験を受ける意味、自分が本当に目指していることを僕は忘れないように心掛けている。